例文・使い方一覧でみる「おしさ」の意味


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...じっと暗やみの中に待っている待ちどおしさ...   じっと暗やみの中に待っている待ちどおしさの読み方
江戸川乱歩 「少年探偵団」

...そのあいだの待ちどおしさ...   そのあいだの待ちどおしさの読み方
江戸川乱歩 「大金塊」

...次に忍坂(おしさか)の大中(おほなか)つ比賣...   次に忍坂の大中つ比賣の読み方
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」

...名残おしさはどれほどか知れませんでしたけれども...   名残おしさはどれほどか知れませんでしたけれどもの読み方
谷崎潤一郎 「三人法師」

...仏頂寺がなおしさいらしく...   仏頂寺がなおしさいらしくの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...なおしさいらしくうなずいてみせたが...   なおしさいらしくうなずいてみせたがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...よくぞこの清浄界を慕い求めて、しばしなりと、われわれの仲間入りをしに来たものよ――と、いとおしさに、よろこんで慶福をわかちあい、いざ共に声を合わせて、讃歌を唱わんものと待ち設けるのも、また当然ではあるまいか...   よくぞこの清浄界を慕い求めて、しばしなりと、われわれの仲間入りをしに来たものよ――と、いとおしさに、よろこんで慶福をわかちあい、いざ共に声を合わせて、讃歌を唱わんものと待ち設けるのも、また当然ではあるまいかの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...少しはあのひとのこゝろになごりおしさや悔ひを殘すことが出來たらそれで本望だと感傷のこもつた電話のかけかただつた...   少しはあのひとのこゝろになごりおしさや悔ひを殘すことが出來たらそれで本望だと感傷のこもつた電話のかけかただつたの読み方
林芙美子 「秋果」

...時にはまた憂への雲がそれを鳶色の澄んだ眼の上へおしさげた...   時にはまた憂への雲がそれを鳶色の澄んだ眼の上へおしさげたの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」

...二十人の使丁に後おしされて...   二十人の使丁に後おしされての読み方
牧野信一 「バラルダ物語」

...自分に対する何という口おしさだったでしょう...   自分に対する何という口おしさだったでしょうの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...かくて彼等の狂おしさいよいよ高まる...   かくて彼等の狂おしさいよいよ高まるの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...苦労(くろう)のしどおしさ! やっとの思いで買った馬は...   苦労のしどおしさ! やっとの思いで買った馬はの読み方
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」

...頤を突き出すようにした甘え顔の愛おしさ...   頤を突き出すようにした甘え顔の愛おしさの読み方
矢田津世子 「凍雲」

...恐ろしさや物狂おしさなぞが...   恐ろしさや物狂おしさなぞがの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...「ああ嬉しい」「この狂おしさ」なぞという意味で胸を押える型と……「俺は強いぞ」とか「サア来い」とかいう心で腕を張る型と……それ等の型のすべては前に述べたシカケ...   「ああ嬉しい」「この狂おしさ」なぞという意味で胸を押える型と……「俺は強いぞ」とか「サア来い」とかいう心で腕を張る型と……それ等の型のすべては前に述べたシカケの読み方
夢野久作 「能とは何か」

...太鼓判をおしさえしたのである...   太鼓判をおしさえしたのであるの読み方
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」

...あの湯槽(ゆぶね)に湯が一杯張れるようになおしさえすればいいのである...   あの湯槽に湯が一杯張れるようになおしさえすればいいのであるの読み方
和辻哲郎 「古寺巡礼」

「おしさ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「おしさ」


ランダム例文:
やぶにらみ   自分の分身   考慮しつつ  

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