...王子はそれをごらんになるとおしかりになるばかり...
有島武郎 「燕と王子」
...その本領たる俳句においてなおしかり...
伊藤左千夫 「絶対的人格」
...□先月は随分つまらないものを出したので大分方々からおしかりを受けました...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一五年四月号)」
...誠に当時の米国人(今もなおしかり)の日本の基督信者に対する態度はたいていかくのごときものであった...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...おしかりであった...
海野十三 「恐竜島」
...いきなりおしかりつけになりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...どんなおしかりをうけぬともかぎりません...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...兼(かね)ていとおしかりつるに...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...おしかりをうけることとは存じませんでした...
ヴィルヌーヴ夫人 Madame de Villeneuve 楠山正雄訳 「ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)」
...それでは別に差当って御叱(おしかり)を蒙(こうむ)るような事はなかろうと仰有(おっしゃ)るんで御座いますな...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...入谷の浪宅に燻(くす)ぶつてゐる押借(おしかり)の常習犯で某と...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...僕が泣きだすとおかあさんはとてもひどくおしかりになりました...
林芙美子 「お父さん」
...というおしかりだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...いかがわしいものをかたらって町家へ押借(おしかり)強請(ゆすり)に出かけます...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...あれほど民間にてやかましくいう政治の上なおしかりとすれば今まで隠居したる歌社会に老人崇拝の田舎者多きも怪(あやし)むに足らねども...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...はげしいおしかりより...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...通り過ぎるなどというお言葉は平生の怠慢をおしかりになっておっしゃることですか」新中納言はこう言うのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「――おしかり遊ばすな...
吉川英治 「親鸞」
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