...まだおさまらない腹の虫を...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...それがうまくおさまらないとみえる...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...尋常(じんじょう)のことではおさまらないだろう...
海野十三 「海底都市」
...おさまらないのは...
海野十三 「太平洋魔城」
...これでは家庭がおさまらないということで中傷せられる...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...矢張り直接軍部に関係しなければ話しはおさまらないのだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...従来の風紀警察で用意してある抽斗のどこにもうまくおさまらないという理由から...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...アカデミー(大学の如き)とジャーナリズム(報道現象)との対語でなくてはカテゴリー論の虫がおさまらない...
戸坂潤 「私の見た大学」
...何処にも負けない豪奢(ごうしゃ)ぶりを見せなければおさまらないのだった...
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...そんな飛行機なんか見てやるもんかと力むぐらいのレジスタンス(面(つら)あて)をしなければおさまらない気持だ...
久生十蘭 「だいこん」
...何かひと言いわないとおさまらないのだと見える...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...しかし理窟では尤(もっと)もだと思っても肚の虫がおさまらない...
平林初之輔 「人造人間」
...怒りがおさまらない...
北條民雄 「青年」
...いつも死人を出さなければおさまらないのか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それこそ容易にはおさまらない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あんまり人をばかにしてるじゃない」栄子はそのときの怒りがまだおさまらないとでもいいたげに呼吸を荒くした...
山本周五郎 「青べか物語」
...しかしおさまらないのは...
吉川英治 「新・水滸伝」
...お十夜の腹の虫がおさまらない...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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