例文・使い方一覧でみる「おさおさ」の意味
スポンサーリンク...一休（いっきゅう）さんは ようじん おさおさ おこたりなく... 
五十公野清一 「一休さん」
...日頃おさおさ怠（おこた）りなく向井湯の内外を研究し...
海野十三 「電気風呂の怪死事件」
...警戒おさおさ怠るものではなかったのであるが...
太宰治 「畜犬談」
...本来の私ならば、ここに於いて、あの泥靴の不愉快きわまる夢をはじめ、相ついで私の一身上に起る数々の突飛（とっぴ）の現象をも思い合せ、しかも、いま、この眼で奇怪の魔性のものを、たしかに見とどけてしまったからには、もはや、逡巡（しゅんじゅん）のときでは無い、さては此（こ）の家に何か異変の起るぞと、厳に家人をいましめ、家の戸じまり火の用心、警戒おさおさ、怠ることの無かったでもあろうに、かなしいかな、この日頃の私には、それだけの余裕さえ無かった...
太宰治 「春の盗賊」
...片時たりとも注意おさおさ怠りないのだ...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...用意おさおさ怠りなかったのだから...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...おさおさ怠りがありませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...用意おさおさ怠りがないらしいから...
中里介山 「大菩薩峠」
...おさおさ女子古来の陋習（ろうしゅう）を破らん事を務めしに...
福田英子 「妾の半生涯」
...おさおさ警戒を怠らなかったのである...
山本周五郎 「青べか物語」
...よしきりもそうぞうしい点では百舌鳥におさおさ劣らない...
山本周五郎 「青べか物語」
...用意おさおさ怠りない有様だったが...
吉川英治 「銀河まつり」
...海上の警戒にもおさおさ油断なく...
吉川英治 「私本太平記」
...おさおさ怠りなかったのである...
吉川英治 「私本太平記」
...おさおさ警固はゆるめておりませぬ」「にもかかわらず...
吉川英治 「私本太平記」
...筑前守秀吉（ちくぜんのかみひでよし）と一戦をなす用意おさおさおこたりなく...
吉川英治 「神州天馬侠」
...戦備おさおさ怠りなく...
吉川英治 「新書太閤記」
...三月――警固おさおさ怠りなく...
吉川英治 「新書太閤記」
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