...いつか機嫌(きげん)を直した治修(はるなが)は大様(おおよう)に何度も頷(うなず)いて見せた...
芥川龍之介 「三右衛門の罪」
...」田中君は大様(おおよう)な返事をしながら...
芥川龍之介 「葱」
...ポチは大様(おおよう)だから...
二葉亭四迷 「平凡」
...娘らしくおおようで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...袴(はかま)は着けずに直衣(のうし)だけをおおように掛けて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...驚くほど柔らかでおおような性質で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...命婦には女王がただおおようにしているに相違ない点だけが安心だと思われた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...気の抜けたほどおおようなこんな人のほうが感じがよいと思っていたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...私などはあなたに幸福の帰って来た今だってもやはり寂しいのでしたのに」と恨みともなしにおおように言っているのが可憐(かれん)であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...おおようではあるが要領を得た返辞をする様子に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ほんとうのことはどんなことなのでしょう」とおおように尋ねた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...第二の姫君はおおようで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...おおような女のような弱い性質を備えておいでになって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...殿様の思召しのままここでごしんぼうをしていらっしゃるのがおおようで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大容(おおよう)に坐っていた...
吉川英治 「私本太平記」
...大容(おおよう)にまたいった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...王倫が大容(おおよう)に言った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...アレもう大様(おおよう)にご懐中物を解いていらッしゃる...
吉川英治 「新・水滸伝」
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