...ストーブの煙道(えんどう)のところからブラ下っていますよ...
海野十三 「蠅男」
...えんどう喜えもんのじょう...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...莢豌豆(さやえんどう)の畑がまわりを取り巻いていて...
田山花袋 「田舎教師」
...みすぼらしい豌豆(えんどう)や蚕豆(そらまめ)の畑...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...二三百メートルの距離までも豌豆(えんどう)大(だい)の煉瓦(れんが)の破片が一つ二つ飛んで来て石垣(いしがき)にぶつかったのを見た...
寺田寅彦 「LIBER STUDIORUM」
...豌豆(えんどう)を食い...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...赤豌豆(あかえんどう)は昔は盛んに作ったものだが害虫がおびただしく発生するというので...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...豌豆(えんどう)...
中島敦 「光と風と夢」
...豌豆(えんどう)の蔓(つる)を竹にからませたり...
夏目漱石 「こころ」
...プロローグその夜の話し手遠藤盛近(えんどうもりちか)は...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...遠藤主膳(えんどうしゅぜん)――と申してもお解りあるまい...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...六年頃に発行せられた『開拓使官園動植品類簿(かいたくしかんえんどうしょくひんるいぼ)』にはニチリンソウと書いてあり...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...豌豆(えんどう)など一うね二うね植ゑたるが...
正岡子規 「わが幼時の美感」
...これに謝霊運(しゃれいうん)『名山記』に〈(えんどう)下り飲み百臂相聯(つら)なる〉とあるを調合して...
南方熊楠 「十二支考」
...さや豌豆(えんどう)の袋をくれました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...かつ蚕豆(そらまめ)豌豆(えんどう)等より消化良し...
村井弦斎 「食道楽」
...生豌豆(なまえんどう)を一つ抛(ほう)るように...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...それから莢(さや)をむきたての豌豆(えんどう)をハンケチへ入れて見せ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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