例文・使い方一覧でみる「えみ」の意味
スポンサーリンク...老顔（ろうがん）に微笑（えみ）を湛（たた）えて斯（こ）う言（い）われるのでした... 
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...にっこりほほえみながら...
有島武郎 「或る女」
...王子にほほえみかけました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...消えみ明るみする螢の光と共に胸に往來して...
石川啄木 「鳥影」
...」明智は白髪白髯の老館長にニッコリほほえみかけながら...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...時々は淋しい笑（えみ）をさえお洩しになります...
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子 「蛇性の執念」
...あいかわらず母親（ははおや）のようなやさしいほほえみで笑（わら）いかけながら...
フョードル・ドストエフスキー 神西清訳 「百姓マレイ」
...」そして彼のほほえみは太陽の方から子供の上に向けられた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...天使のほほえみに地獄の者のほほえみで答え...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それが済んでしまってさえみれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...洛北の岩倉村に前代未聞（ぜんでえみもん）の大賭場があるんだから行かねえか」同じようなことを繰返して...
中里介山 「大菩薩峠」
...つまり、ほおえみの……ほおえみはすぐ消えるもん、つまりさっき言ったように非常に transient なもの、早く、すぐ消えて行くもの、ほおえみのごと、手を振るがごと、さりげなき、不実なる道これは芸術の、あるいは芸術家の道、非常にむつかしい...
深瀬基寛 「悦しき知識」
...ほほえみすら浮かべて...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...これらの歌が曙覧ならざる人の口より出（い）で得べきか否かを考えみよ...
正岡子規 「曙覧の歌」
...小野毛人（おののえみし）の墓碑などは...
柳田國男 「地名の研究」
...こう思っているようにさえみえる...
山本周五郎 「いさましい話」
...おまえみたいな子は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...鬼気を含んだ微笑（ほほえみ）であった――...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
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