...「鯛に食いあきて鰯を食おうとしている」というようなハッキリした何かえげつない棍棒(こんぼう)みたいなものが...
高見順 「如何なる星の下に」
...その味がえげつない...
種田山頭火 「其中日記」
...多くの異性にとかくえげつない振舞の多かった自身の過去を振り返るごとに...
徳田秋声 「仮装人物」
...たとへ幾(いく)分えげつない感(かん)じはあつても...
南部修太郎 「下手の横好き」
...そうでなければ触れてみたくもないようなえげつない心の持ち主か...
H・ビーム・パイパー H. Beam Piper The Creative CAT 訳 「最愛の君」
...えげつない事も云つた...
林芙美子 「或る女」
...えげつないほど根性を悪う持たんと...
火野葦平 「花と龍」
...時々えげつない口論をします...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...ダイヤが絡(から)んだえげつない筋書きだった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...えげつない人物達のことはさらりと打ち忘れて...
牧野信一 「船の中の鼠」
...いずれもアプレゲールのえげつないダンスゆえ...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...憎悪や嫉妬や自負心に充満した仲間同士のえげつない論争などが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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