...考えただけでうんざりする...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...たつた一つ朝五時半までも寝床のなかに入つてゐなければならないのだけはうんざりする...
薄田泣菫 「茶話」
...うんざりするくらゐたくさんお目にかかつて来たが...
太宰治 「お伽草紙」
...蛮地の雨季にはほとほとうんざりする...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...禹徳淳 (俯向けに寝台に寝転がる)またか――うんざりするなあ...
林不忘 「安重根」
...うんざりするような道を...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...見ただけでうんざりする大部の書物を考えると...
直木三十五 「死までを語る」
...そう思って、同情はしてみても、眼前、このだらしない、ずるこけ落ちた緋縮緬(ひぢりめん)の品物を見せられると、うんざりする...
中里介山 「大菩薩峠」
...どのみち、お約束ですから明朝はあなたを立たせて上げますけれど、お上りにしても、お下りにしても、長くてここ一月の後、この福井へ廻り道をなさらないと恨みますよ、そんなことを言っていると、もう焦(じれ)ったいわ、看板を買い、株を買い、自前になるとかならないとか、そんなこと間緩(まだる)くて仕方がない、今晩からでも廃業して、一本立ちの温泉宿のおかみさんと言われて人を使ってみる身分になりたい、いやいや、明日からまた、世間様の機嫌気づまを取って暮すことになるかと思うと、うんざりする...
中里介山 「大菩薩峠」
...うんざりするほどきかされていた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...うんざりするほどの長い時間を楽しもうって魂胆だ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...阿曽はうんざりするより情けなくなった...
久生十蘭 「白雪姫」
...うんざりするが何遍きいてもうまい...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...我々は死んだと思われとる」ハロルドにはうんざりする長旅で...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...体ばっかり着ぶくれて黄色な日差しの中でマジマジと物を見つめて居る様子を考えて見ると我ながらうんざりする...
宮本百合子 「秋毛」
...取扱われているのにはうんざりする...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...お富さんがうんざりするのを防ぐ方法もなかった...
山本周五郎 「季節のない街」
...時にはうんざりするほどだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
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