...うわべはしきりに耐(こら)え耐(こら)えて居(お)りながら...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...」うわべだけは尤もらしく首を傾げながら...
豊島与志雄 「叔父」
...うわべばかり体裁のいい安物の洋装ではなく...
豊島与志雄 「好人物」
...ただしうわべだけでなく...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...シガーを銜(くわ)えたりするところは上部(うわべ)から見ると...
夏目漱石 「行人」
...上部(うわべ)は知らん顔をしていた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...上部(うわべ)は大変鄭寧(ていねい)で...
夏目漱石 「明暗」
...勇ましくもやさしい少年少女の旅すがたのうわべだけで...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...何分にも外辺(うわべ)ばかりで...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...きっとこの男のうわべは紳士です」テンプルが小声で言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...な、頼みますぞや」「ようくわかりましてござります」と、雪之丞、うわべは、どこまでもやさしく、「あなたさまも、幾久しく御贔屓を――」「いうにゃ及ぶじゃ」と、相手は、トンと胸を打って、「では、今夜は、根岸の鶯春亭(おうしゅんてい)でまっていますほどに、閉(は)ねたらすぐにまいッてくれ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...ただうわべだけにしても...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...大鷲(おおわし)の鎖(くさり)一うわべは歌詠(うたよ)みの法師か...
吉川英治 「神州天馬侠」
...うわべは怖れた顔していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...虚実(きょじつ)あくる日も、うわべは、無風帯の大戦場だったが、底流には、微妙なうごきが、兆(きざ)していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...うわべは柔和にみえますが...
吉川英治 「親鸞」
...うわべは悪人であるが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...うわべは優しくしないけれど...
吉川英治 「宮本武蔵」
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