...二人は今さらにうろたえる...
伊藤左千夫 「春の潮」
...ラディウス、うろたえる...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...うろたえる心を抑(おさ)えることができないほどです...
中里介山 「大菩薩峠」
...皆にうろたえるなと言え」「御言葉を返して...
久生十蘭 「湖畔」
...「なんでいまさららしくうろたえるんだ...
久生十蘭 「魔都」
...うろたえるのは相手が誰だか知らないためだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...それはうろたえるばかりなのだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...うろたえるな!」通胤は身をふるわせながら居竦(いすく)んでいたが...
山本周五郎 「城を守る者」
...私などがうろたえるまでもなく...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...うろたえるお人よしの率八をかばって...
吉川英治 「江戸三国志」
...……」城兵はうろたえるというよりは...
吉川英治 「三国志」
...けっしてうろたえるような男ではない...
吉川英治 「神州天馬侠」
...なにをさほどにうろたえることがある...
吉川英治 「神州天馬侠」
...それにうろたえる人々の眸(ひとみ)を見まわした...
吉川英治 「新書太閤記」
...すでに、信長は敦賀(つるが)まで来た、と聞いた時も、まだ義景は、「うろたえるな...
吉川英治 「新書太閤記」
...生かしてはおけん!」「うろたえるな...
吉川英治 「親鸞」
...や……」とうろたえる者を睥睨(へいげい)して...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...介三郎はうろたえるお次より先に...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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