例文・使い方一覧でみる「うら」の意味
スポンサーリンク...築山（つきやま）の木影（こかげ）に鐵燈（かねとう）の光のみ侘（わび）しげなる御所（ごしよ）の裏局（うらつぼね）... 
高山樗牛 「瀧口入道」
...調子（てうし）を合（あは）す！ベンこゝは往來（わうらい）ぢゃ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...それから例の恐しい土手はいつも狭い往来中（おうらいじゅう）を日蔭（ひかげ）にして...
永井荷風 「監獄署の裏」
...不意に大きな狂瀾（きょうらん）に捲（ま）き込まれて...
夏目漱石 「それから」
...その眼はいかにも恨（うら）めしそうに僕の顔を見つめていた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...怨（うら）みがましい心持を持つとすれば...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...初冬の江戸の町は往來の人までが妙に末枯（うらが）れて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自（みづか）ら道樂（だうらく）ものとは名（な）のれども實体（じつてい）なる處（ところ）折々（をり／＼）に見（み）えて身（み）は無職業（むしよくげふ）妻子（さいし）なし...
樋口一葉 「にごりえ」
...餓鬼ども！ それが踊りぢやと思つとるのか？ そうら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...すてて行く女に手当もやられぬことを憾（うら）みとすると云ふことの外...
平出修 「二黒の巳」
...あなたがうらやましい...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...蛇はあっちでもマダラというらしい...
南方熊楠 「十二支考」
...学者は仔細（しさい）に「憧憧往来（しょうしょうとしておうらいすれば）...
森鴎外 「渋江抽斎」
...……ええ……そのヤングは軍艦が浦塩（うらじお）に着くと間もなく...
夢野久作 「支那米の袋」
...なんとなく羨（うらや）ましく思った...
吉川英治 「三国志」
...捲土重来（けんどちょうらい）...
吉川英治 「私本太平記」
...なお一層激しく吹きつのって来た……×翌日はうらうらとした小春日和が...
蘭郁二郎 「自殺」
...雪を被った全市街の上にうららかに射し渡した日光の底の方には微かに霞が醸されている...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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