...船はうまい具合に...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...うまい具合いに泡が立たないのだ...
太宰治 「不審庵」
...うまい具合だと思って...
近松秋江 「狂乱」
...さういふ風に却々うまい具合に考へまして...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...かねがね彼は思つてゐる、俺は自由を吹消さう、うまい具合に、臘((ママ))燭のやうにと...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...うまい具合と申すか...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...うまい具合に着られて善かった」「ところが大間違さ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...うまい具合に岸の石垣の根に突っ立っていたんですって」「それから何うした」「近所の子供達が見つけて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...金太や助十をうまい具合におびき出したが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ところでいかゞでせう――と」「――」「紀の國屋信兵衞はうまい具合に持込んだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...うまい具合には行きません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...うまい具合に分配されてゆくのだった...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...それを穴の上にうまい具合に蓋をするのには手間が取れた...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...うまい具合に俺の危急を救ってくだすったろうものを...
正岡容 「寄席」
...私はこれをうまい具合に否定することは出来ない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...神様がうまい具合に造ってくれてあるものだ...
横光利一 「欧洲紀行」
...疲労がうまい具合に救ってくれているのに気がついた...
横光利一 「欧洲紀行」
...うまい具合に残りがなくなった場合には...
横光利一 「旅愁」
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