...局票は洋紙にうねうねと...
芥川龍之介 「上海游記」
...路は山笹の茂った中に何処までもうねうね登っている...
芥川龍之介 「長江游記」
...うす白くうねうねと光っています...
芥川龍之介 「妖婆」
...その峰つづきを畝々(うねうね)と...
泉鏡花 「縁結び」
...草むら隠れに小径(こみち)がうねうねと...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...渦は青い田の中をうねうねと延びて行く...
夏目漱石 「永日小品」
...どこまでもうねうね歩いた...
夏目漱石 「明暗」
...村のまん中をうねうねと流れて...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...あの日に天狗党の末孫から贈られた竹刀に取り縋りながらうねうねと立ちあがつた...
牧野信一 「「学生警鐘」と風」
...流れは白く日の光りを泛べてせゝらぎの音もなくうねうねと流れて行手の景色も見あたらなかつた...
牧野信一 「月あかり」
...路はいずれも西側をうねうねとからんで行く...
松濤明 「春の遠山入り」
...そして生活のあのうねうね、このうねうねに、うねうねして入ってゆきたいと思う...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...うねうねたる笹谷の街道である...
村山俊太郎 「平泉紀行」
...砂の崩れ落ちるうねうねした小径が目にはいつた...
吉江喬松 「伊良湖の旅」
...下(お)りるとまたうねうねと道々がある...
吉川英治 「神州天馬侠」
...白く蜿蜒(うねうね)と果(はて)を消しているのが...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...うねうねと細い野川の水が這っていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...それはうねうねと流れる小川の岸に沿った木立の中にあり...
J. S. レ・ファニュ J.S.Le Fanu The Creative CAT 訳 「ドラムガニョールの白い猫」
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