例文・使い方一覧でみる「うつろ」の意味


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...まるで大きな洞(うつろ)の口のように暗く開いて居るので...   まるで大きな洞の口のように暗く開いて居るのでの読み方
岩本素白 「六日月」

...こゝ虚(うつろ)なる無聲境(むせいきやう)...   こゝ虚なる無聲境の読み方
上田敏 上田敏訳 「海潮音」

...アハハハハハハ』私の声はうつろのように響きました...   アハハハハハハ』私の声はうつろのように響きましたの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」

...うつろのようになってしまいました...   うつろのようになってしまいましたの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「妖影」

...うつろのやうな肉体を火燵のぬくさにつゝんで読書...   うつろのやうな肉体を火燵のぬくさにつゝんで読書の読み方
種田山頭火 「其中日記」

...あたかもかっかと燃えている炉火の軽躁さとうつろいやすさとに自分の荘重さと寿命の永さとを競(きそ)わせるかのように...   あたかもかっかと燃えている炉火の軽躁さとうつろいやすさとに自分の荘重さと寿命の永さとを競わせるかのようにの読み方
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」

...空洞(うつろ)な笑い声を立てたが...   空洞な笑い声を立てたがの読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...空洞(うつろ)のような大の男たちの泣き声であった...   空洞のような大の男たちの泣き声であったの読み方
徳永直 「戦争雑記」

...モリイシャからの合図で人々はカアルをもたげて樫のうつろの中に投げ入れた...   モリイシャからの合図で人々はカアルをもたげて樫のうつろの中に投げ入れたの読み方
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「精」

...モリイシャはうつろの樫の樹の下にゆき...   モリイシャはうつろの樫の樹の下にゆきの読み方
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「精」

...風に散ることは世の常枝ながらうつろふ花をただにしも見じ右の女房の大輔(たゆう)...   風に散ることは世の常枝ながらうつろふ花をただにしも見じ右の女房の大輔の読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...空洞(うつろ)で暗い里の門から...   空洞で暗い里の門からの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...いつまでも空洞(うつろ)な地獄へ連れ戻そうと...   いつまでも空洞な地獄へ連れ戻そうとの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...うつろになった眼で...   うつろになった眼での読み方
山本周五郎 「季節のない街」

...しかも変死をされたのです」「……エ……変死……」と私は空虚(うつろ)な声を出した...   しかも変死をされたのです」「……エ……変死……」と私は空虚な声を出したの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...ですからその電話に出たボーイさんに頼んであすこの受話機を……ちょうど貴方の背後(うしろ)に在る木の空洞(うつろ)の中の卓上電話を外しっ放しにして受話機を貴方の方に向けておいてもらったのよ...   ですからその電話に出たボーイさんに頼んであすこの受話機を……ちょうど貴方の背後に在る木の空洞の中の卓上電話を外しっ放しにして受話機を貴方の方に向けておいてもらったのよの読み方
夢野久作 「二重心臓」

...わたしゃアまた、ゆうべのことがあったから、てっきり、捕手がお出(い)でかと思ったのさ」そして、市十郎の横顔を、ながし眼に見たが、市十郎は、凝然(ぎょうぜん)と、あらぬところへ眼をやったまま、うつろな身を、石のようにしていた...   わたしゃアまた、ゆうべのことがあったから、てっきり、捕手がお出でかと思ったのさ」そして、市十郎の横顔を、ながし眼に見たが、市十郎は、凝然と、あらぬところへ眼をやったまま、うつろな身を、石のようにしていたの読み方
吉川英治 「大岡越前」

...目のいろまでうつろであった...   目のいろまでうつろであったの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

「うつろ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「うつろ」

「うつろ」の英語の意味


ランダム例文:
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