...或國の王樣が自分の妃のうつくしさをいつて畫家に妃を畫かせる...
小穴隆一 「二つの繪」
...わたしはいつもお伽噺(とぎばなし)の魚のようなそのたぐい稀なうつくしさにおどろかされる...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...狗留孫山修禅寺、さすがに名刹だけあるが、参詣者が多いだけそれだけ俗化してゐる、参道の杉並木、山門の草葺、四面を囲む青葉若葉のあざやかさ、水のうつくしさ、――それは長く私の印象として残るだらう...
種田山頭火 「行乞記」
...雑草のうつくしさがあたらしく身にしみる...
種田山頭火 「行乞記」
...街は青竹のうつくしさで埋められてゐる...
種田山頭火 「行乞記」
...川ぞひのみぞそばのうつくしさ...
種田山頭火 「其中日記」
...その花のうつくしさよりも...
種田山頭火 「其中日記」
...・街の雑音のそらまめの花せり売の石楠花のうつくしさよ・シクラメン...
種田山頭火 「其中日記」
...滅びゆくもののうつくしさがある...
種田山頭火 「其中日記」
...草紅葉のうつくしさよ...
種田山頭火 「其中日記」
...この頃の櫨(はぜ)の葉のうつくしさはどうだ...
種田山頭火 「『鉢の子』から『其中庵』まで」
...薄黒い葉――紅黄青褐とりどりのうつくしさ...
種田山頭火 「夜長ノート」
...押へつけるやうにする指のはたらきそのぶるぶると身ぶるひをする愛のよろこび はげしく狡猾にくすぐる指おすましで意地惡のひとさし指卑怯で快活な小ゆびのいたづら親指の肥え太つたうつくしさと その暴虐なる野蠻性ああ そのすべすべと磨きあげたいつぽんの指をおしいただきすつぽりと口にふくんでしやぶつてゐたい...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...薄もも色ににおってくる血の色のうつくしさに...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...まして心のうつくしさは...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「灰だらけ姫」
...経之ははぎ野のうつくしさが困ったうつくしさであることを知ると...
室生犀星 「野に臥す者」
...音樂といふものの内の方にはたくさんの女のうつくしさが平常はただの空音となつてゐて...
室生犀星 「帆の世界」
...万葉語のうつくしさと...
芝不器男 「不器男句集」
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