...王女みずからのうつくしさにはおよびませんでした...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「旅なかま」
...そのひとりのむすめのしろい足のうつくしさをわたしはわすれない...
大手拓次 「藍色の蟇」
...4この紅茸(べにたけ)のうつくしさ...
竹久夢二 「どんたく」
...雑草のうつくしさがあたらしく身にしみる...
種田山頭火 「行乞記」
...押しつぶされて片隅の冬鴨のしづかひとり雪みる酒のこぼれる樹明夫人に・お産かるかつた山茶花のうつくしさ樹明赤ちやんに・雪ふるあしたのをんなとしうまれてきた競つて売られる大魚小魚寒い風・林となり雪の一しほおちついて・ゆふやみの恋猫のこゑはきこえる・冴えかえる水音をのぼれば我が家赤いものが捨てゝある朝の寒い道林のなか...
種田山頭火 「其中日記」
...草のうつくしさ、萠えいづる草の、茂りはびこる草の、そして枯れてゆく草のうつくしさ...
種田山頭火 「其中日記」
...……大空のうつくしさよ...
種田山頭火 「其中日記」
...寒菊のうつくしさ...
種田山頭火 「其中日記」
...濡れてかゞやく枯草のうつくしさよ...
種田山頭火 「其中日記」
...――ほろびゆくものゝうつくしさをおもふ...
種田山頭火 「其中日記」
...朝早く雪が積んでゐる、降ってゐる、雪のうつくしさ...
種田山頭火 「其中日記」
...濡れてかゞやく枯草のうつくしさよ...
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「草木塔」
...雑木山のうつくしさよ...
種田山頭火 「旅日記」
...うつくしさをうたがう心...
火野葦平 「人魚」
...心のうつくしさが彼の身のまわりに和らかい光を与えた...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「海豹」
...美(うつくしさ)の面影と...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「ウスナの家」
...余りのうつくしさにあすの山路に肩の痛さを増さんことを忘れたるもおぞまし...
正岡子規 「かけはしの記」
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