...もう何百匹となくうじゃうじゃしているのには驚いた...
上村松園 「九龍虫」
...うじゃうじゃ、おばけがならんでいるのです...
江戸川乱歩 「かいじん二十めんそう」
...うじゃうじゃとひしめく無数の肉体のまっただなかで...
江戸川乱歩 「影男」
...うじゃうじゃとかたまっているのです...
江戸川乱歩 「大金塊」
...あたかも京都及びその近郊に公卿がうじゃうじゃしていたのと同然で...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...無数の人間がうじゃうじゃいて...
大杉栄 「鎖工場」
...うじゃうじゃ悩んでいたもの...
太宰治 「皮膚と心」
...あの下の方に何だかうじゃうじゃしてるね...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...焼け残りの家の中にうじゃうじゃつまっている...
豊島与志雄 「或る日の対話」
...うじゃうじゃと走り廻っていたのだ...
直木三十五 「死までを語る」
...田舎にもこんなに人間が住んでるかと驚(おど)ろいたぐらいうじゃうじゃしている...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...人間もかようにうじゃうじゃいるが同じ顔をしている者は世界中に一人もいない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...お前東清倉庫は八幡様の縁日よか人がうじゃうじゃしたんだよ」川上はふいと口を噤(つぐ)みまた天井を睨んで次の記憶を思い描きだした...
本庄陸男 「白い壁」
...うじゃうじゃと固(かた)まって草むらになっているものもあれば...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...うじゃうじゃとかえります...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...「ろくでもない娑婆塞(しゃばふさ)げがうじゃうじゃいるのに...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...うじゃうじゃ出て来たということになっちまったのだ」不死人の雄弁は...
吉川英治 「平の将門」
...蝶や蛾がうじゃうじゃいる――』『あ...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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