...すると、だしぬけに、彼のうしろで、声をかけた者があった...
海野十三 「氷河期の怪人」
...」その男のうしろ姿が...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...彼等のうしろの堤内地の稲田が次第々々に濁水に浸されだした...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...うしろ姿のどこにもあらわれている...
徳永直 「白い道」
...ぐるりにベンチの置いてある大きな樹があるでしょう? あの樹のうしろを樂屋に見立てて...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...人目(ひとめ)いとうて後先(あとさき)に………女に扮(ふん)した役者は花道(はなみち)の尽(つ)きるあたりまで出て後(うしろ)を見返(みかへ)りながら台詞(せりふ)を述べた...
永井荷風 「すみだ川」
...殊(こと)に田(た)は直(すぐ)後(うしろ)なので什(どんな)にしても手放(てばな)すまいとした...
長塚節 「土」
...兵太郎君のうしろを通っていって...
新美南吉 「久助君の話」
...生命のうしろ姿をじっと見送っている...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「墓地へゆく道」
...じゃあ、けえるぜ」「何から何までお心添え、一生、未来、忘れることではありませぬ」「おいらも、おめえのことは、一刻も忘れねえつもりだ――しがねえからだだが、いつもいつも、うしろには、田圃の職人がついていると思って、存分にやってくんなよ」闇太郎は、立ち上った...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...その火がだんだんうしろの方になるにつれてみんなは何とも云へずにぎやかなさまざまの楽の音や草花の匂のやうなもの口笛や人々のざわざわ云ふ声やらを聞きました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...おせんはふるえながらそのうしろへ呼びかけた...
山本周五郎 「柳橋物語」
...女学生時代の自分の思い出の後影(うしろかげ)を逐(お)うて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...うしろの仲間(ちゅうげん)が...
吉川英治 「江戸三国志」
...その樹のうしろあたりから...
吉川英治 「江戸三国志」
...うしろから飛んで来た...
吉川英治 「大岡越前」
...うしろに続いてきた後陣の雅丹宰相(がたんさいしょう)が...
吉川英治 「三国志」
...――おまえさんだけは毎日お祭なんだからね」うしろへ廻って...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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