...岩倉具視(いわくらともみ)が書いたという木の額が古ぼけたままかかっているのだ...
有島武郎 「星座」
...余の全身を震動せしめていわく...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...されども聖霊彼に告(つげ)ていわく「饑餓を救うは一時の慈善なり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...ごめいわくはわしよりも課長さんの方に大きく響きますぜ...
海野十三 「四次元漂流」
...むやみに政府の迷惑(めいわく)になるような乱暴は働かないのです...
夏目漱石 「私の個人主義」
...犠牲者こそいいめいわくと云いたいようなものだ...
浜尾四郎 「殺人狂の話」
...端迷惑(はためいわく)だ...
火野葦平 「花と龍」
...ゆえにいわく、世の文明を進むるにはただ政府の力のみに依頼すべからざるなり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...ゆえにいわく、名分の本(もと)は悪念より生じたるにあらず、想像によりてしいて造りたるものなり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...私(わたし)に訊(き)くの』と愛(あい)ちやんはさも迷惑(めいわく)さうに云(い)つて...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...后いわく、爾々(しかじか)の夜王は蛇となって妾と会えりと...
南方熊楠 「十二支考」
...マルコ・ポロまたいわく...
南方熊楠 「十二支考」
...母児に語りていわく...
南方熊楠 「十二支考」
...去来(きょらい)がいわく...
南方熊楠 「十二支考」
...ただ文中に所々(しょしょ)考証を記(しる)すに当って抽斎云(いわく)としてあるだけである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...いわく入口右手の地唐臼(じからうす)である...
柳田国男 「雪国の春」
...あるとき師の米作氏いわく「永田は画よりも琵琶が上手で全く天才ですよ...
山本笑月 「明治世相百話」
...つまり惑星(けいわくせい)のことです...
吉川英治 「新・水滸伝」
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