...住持もいるのかいないのか...
橘外男 「逗子物語」
...人がいるのかいないのか...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...カタリナはそれを感じているのかいないのか...
谷崎潤一郎 「細雪」
...いるのかいないのか分らないようにひっそりしている雪子が一人殖えたからと云って...
谷崎潤一郎 「細雪」
...父は附けられていることを意識しているのかいないのか...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...自分で歩いているのかいないのか...
田山花袋 「一兵卒」
...ヴェリチャーニノフは自分が眠っているのかいないのか...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...李は感じているのかいないのか...
豊島与志雄 「鳶と柿と鶏」
...お絹さんにまいっているのかいないのか...
中里介山 「大菩薩峠」
...死んだひとにすまないから」聞いているのかいないのか...
久生十蘭 「魔都」
...笑っているのかいないのか判らないほどの...
室生犀星 「香爐を盗む」
...いるのかいないのか分らない...
吉川英治 「三国志」
...少しも疑いを容(い)れませぬ」耳をかしているのかいないのか...
吉川英治 「新書太閤記」
...敵が攻めているのかいないのか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...人間の第一義ですからな」「…………」綽空はそこにいるのかいないのか分らぬように黙然(もくねん)としていた...
吉川英治 「親鸞」
...こんなときいるのかいないのか分からないのが嘉治さんである...
吉川英治 「随筆 新平家」
...ひとがいるのかいないのか分らないほど...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...無理に喰うにゃあ当らねえだろうに」――聞えているのかいないのか...
吉川英治 「宮本武蔵」
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