...どうして梅組にはいりこんだか分りません...
有島武郎 「僕の帽子のお話」
...せっかくはいりこんだ坑道が...
海野十三 「宇宙戦隊」
...がさがさと何かがはいりこんで来たので...
海野十三 「恐竜島」
...四人がはいりこんだ安全の洞穴が...
海野十三 「恐竜島」
...うろんくさいものがいりこむのをふせいだり...
鈴木三重吉 「大震火災記」
...はいりこまないで...
高見順 「いやな感じ」
...」そこへ額の白い一人がはいりこんでくる...
豊島与志雄 「春」
...勇敢に中にはいりこみ...
豊島与志雄 「文学以前」
...コルシカのいわゆるヴェンデッタ(訳者注 コルシカの閥族間に行なわれる猛烈な復讐)はある種の下層社会にはいりこんで一つの法則となっている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...砲塔のうしろへはいりこんでひとりですねていると...
久生十蘭 「だいこん」
...丁度こんな毒々しい考に気が欝込(めいりこん)だ或宵のことであつた...
平出修 「夜烏」
...庭園にはいりこんだのだと思います...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...来客でいそがしいときさっそく文庫にはいりこんで...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...下腹部が書卓のへりにめいりこむやうに...
室生犀星 「はるあはれ」
...なかのひと間(ま)にはいりこんで...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話」
...駿河島田等いりこ祭 能登安宅町...
柳田國男 「祭禮名彙と其分類」
...炒粉(いりこ)をハッタイと謂うただ一つの語からでも判(わか)る...
柳田国男 「木綿以前の事」
...京都から堺(さかい)へいりこんでいたのは...
吉川英治 「神州天馬侠」
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