...少々ものさびしいとはいえ気持ちのよいところに建っていた...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...「強い中に弱いところもあるから...
芥川竜之介 「歯車」
...いいところだろう...
太宰治 「猿ヶ島」
...お前(まへ)をば從兄(いとこ)めが殺(ころ)したでもあらうによって...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...あんな寂しいところは全く...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...「なか/\高いところのある青年よ...
徳田秋聲 「彷徨へる」
...「高いところ……いちばん上の...
豊島与志雄 「古木」
...この生きて行けないところを...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...見苦しいところですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...意固地(いこじ)にいやとはいいきれないところだが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...牛肉では絶対にないところの...
古川緑波 「下司味礼讃」
...そうして私達の不和ももうどうにもならないところまで行っているのをその事でお前に露わに見せつけられたような気がしたのだった...
堀辰雄 「菜穂子」
...「あゝいふ世界は僕たちの知らないところだ...
牧野信一 「思ひ出した事(松竹座)」
...そういううちもしじゅう文楽師匠は中入り前のいいところへつかっていてくれたし...
正岡容 「小説 圓朝」
...その中の一つで最も六本木ちかいところの坂の名に寄席坂と云ふ名があつた...
正岡容 「寄席風流」
...むずかしいし、危ないところだ、と茂次は思った...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...危ないところだった...
吉川英治 「柳生月影抄」
...「従妹(いとこ)」のような気持で名残(なごり)を惜しんでいることは...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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