...黄一峯(こういっぽう)の秋山図を見たかと尋ねました...
芥川龍之介 「秋山図」
...紛(まぎ)れもない黄一峯(こういっぽう)です...
芥川龍之介 「秋山図」
...かたいっぽうは、そのまま、どこかへ見えなくなってしまいました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「マッチ売りの少女」
...もういっぽうは、男の子がひろって、いまに赤(あか)ん坊(ぼう)でも生れたら、ゆりかごに使うんだ、と言いながら、持っていってしまいました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「マッチ売りの少女」
...いっぽうには価がさがっている...
伊藤左千夫 「去年」
...いっぽうに、たまよけの高い土手がつづいて、その前に白い砂が山のようにつんであり、その砂の中ほどに、三つのまとが立っているのです...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...部屋のいっぽうの窓の外にあらわれたではありませんか...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...いっぽうの壁ぎわに...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...いっぽう彼女の方はともすれば物思いに沈みがちで...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...いっぽう、サンタクロースは、つかまったその晩、ずっと元気がありませんでした...
ライマン・フランク・ボーム Lyman Frank Baum 大久保ゆう訳 「サンタクロースがさらわれちゃった!」
...いっぽう彼は大学における剣術の達人であったので...
マクドナルド George MacDonald 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...もういっぽうの大男をめがけて...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「いさましい ちびの仕立屋さん」
...いっぽう、ガンたちは湖(みずうみ)の中にいました...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...いっぽう、平野そのものは、冬のなごりの裸(はだか)の畑(はたけ)がつづいているばかりなので、灰色の手織の布よりも美しいとは言えませんでした...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...これに反していっぽうの毬酸漿(いがほおずき)は...
柳田国男 「母の手毬歌」
...他のいっぽうの常食のいろいろ雑穀をまぜ合わせたものとは別であった...
柳田国男 「母の手毬歌」
...……父は依田啓七郎(よだけいしちろう)といって、信濃(しなの)のくに松代藩(まつしろはん)につかえる五石二人扶持(ぶち)の軽いさむらいだった、実直いっぽうの、荒いこえもたてない温厚なひとだったが、二年まえに卒中を病んで勤めをひき、今でも殆んど寝たり起きたりの状態がつづいている...
山本周五郎 「日本婦道記」
...いっぽう、その夜ふけて、梅雪のかりの館(やかた)をでていった三つのかげは、なにかヒソヒソささやきながら堺の町から、くらい波止場(はとば)のほうへあるいていく...
吉川英治 「神州天馬侠」
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