...いっぺんにテングということに決定してしまった...
梅崎春生 「八ガ岳に追いかえされる」
...そして、夜でもかまわないから、大きなしかけで、いっぺんに、金塊を引きあげてしまおうということになりました...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...いっぺんに白状してしまった...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...それがまともにはいったらいっぺんに打倒(ノック・アウト)されるのはきまっている...
富田常雄 「柔道と拳闘の転がり試合」
...私は胸の支(つか)えがいっぺんにおりて...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...いっぺんにかわってしまった...
新美南吉 「丘の銅像」
...いっぺんに光の洪水になりました...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...寺社のお係へ行って訊くといっぺんに判る」「有難うございます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何もかもいっぺんに嚥(の)み込もうとするもんだから...
久生十蘭 「キャラコさん」
...刳舟などはいっぺんにひっくりかえされてしまうのであります...
久生十蘭 「手紙」
...いっぺんにくたびれがでてしまった...
正岡容 「寄席」
...あいさつと礼をいっぺんにやってのける)ホホホ...
三好十郎 「猿の図」
...「食事はいらないから酒を早く持って来い」「いっぺんに五六本ずつ持って来るんだ...
山本周五郎 「新潮記」
...いっぺんに子供の世界へ戻った...
山本周五郎 「風流太平記」
...こんどはいっぺんに...
山本周五郎 「雪の上の霜」
...いっぺんに酒が醒めてしまったところだ」「どうしたのか」「……張飛」「ウム」「おれは...
吉川英治 「三国志」
...いっぺんに涙をこぼした...
吉川英治 「私本太平記」
...いっぺんに御疲労が出たのであろう――そう知ると桑十のような武骨者でも...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??