...毛色のかわった犬一疋(いっぴき)...
泉鏡花 「悪獣篇」
...一臂(いっぴ)の力を添えられんことを求めしかば...
泉鏡花 「活人形」
...「折角ですから一尾(いっぴき)でお宜(よろ)しければ……」といった...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...いっぴきの巨大な虫のようなものが...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...土耳古(トルコ)帝の一顰一笑(いっぴんいっしょう)に畏怖した欧羅巴(ヨーロッパ)諸国の前に...
大隈重信 「文明史の教訓」
...願はくは一臂(いっぴ)の力をかされよといふ...
大町桂月 「秋の筑波山」
...その夜から自分の一顰(いっぴん)一笑にさえ気を遣うようになりました...
太宰治 「人間失格」
...召使たちの一顰(いっぴん)一笑にまで気を兼ねて...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...柳営(りゅうえい)の一顰(いっぴん)一笑(いっしょう)に殺活(さっかつ)せられつつある際に...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...船の中にあっては船頭の一顰一笑(いっぴんいっしょう)も...
中里介山 「大菩薩峠」
...おまけに彼は一瓢(いっぴょう)をも取り出して...
中里介山 「大菩薩峠」
...座右の一瓢(いっぴょう)を取り上げて...
中里介山 「大菩薩峠」
...夫の方では最愛の細君の一顰一笑(いっぴんいっしょう)も千金より重い訳ですから...
夏目漱石 「創作家の態度」
...しかしその旨さが十銭均一の一品(いっぴん)料理と同(おん)なじ事だと云って聞かせたら亭主も泣くだろうじゃないか」津田は苦笑するよりほかに仕方がなかった...
夏目漱石 「明暗」
......
二葉亭四迷 「浮雲」
...一臂(いっぴ)のお味方はいたしておる...
吉川英治 「新書太閤記」
...手がけてみると逸品(いっぴん)で...
吉川英治 「八寒道中」
...ヒゲがいちばんながいいっぴきをえらび...
アンドルー・ラング再話 Andrew Lang 大久保ゆう訳 「シンデレラ」
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