...古藤はいちずな顔に思い入った表情をたたえて...
有島武郎 「或る女」
...わがままいちずな癇癖(かんぺき)のつよいかたでいられました...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...このわがままいちずな御家老は...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...正直いちずな貧しい漁師の一家にとっては...
壺井栄 「二十四の瞳」
...いちずな信頼(しんらい)をみせて今日新らしい門をくぐってきた十人の一年生の顔が...
壺井栄 「二十四の瞳」
...いちずな愛の訴えにひきいれられ...
山本周五郎 「おばな沢」
...愚か者のいちずな気持から...
山本周五郎 「つばくろ」
...単直でいちずな彼の性分には...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...だが彼はいちずな性格である...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...潔癖でいちずな気性は悪くない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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