...意氣(いき)な稽古所(けいこじよ)の二階屋(にかいや)があつたが...
泉鏡太郎 「十六夜」
...なんて美しいこじきでしょう...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...きたないこじきむすめがたおれているのを見て...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...これからおとうさんのおけいこじゃ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...その様子が彼を依怙地(いこじ)にならした...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...けれどもいっそう意固地(いこじ)になって...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...彼は依固地(いこじ)に黙ったまま突立っているばかりだった...
中島敦 「虎狩」
...多の市さんは依怙地(いこじ)な方で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...断っても依怙地(いこじ)で帰らないから仕様事なしにお前が弥八の代りに揉んで貰って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...わたしは自作の「空華(くうげ)」という踊りの地方(じかた)の稽古所(けいこじょ)に...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...いこじなくらい強く拒みとおした...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...「いこじかもしれないが...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...――「等持院殿仁山大居士(とうじいんでんにんざんだいこじ)」のそれで...
吉川英治 「私本太平記」
...雑人(ぞうにん)ども!」機山大居士(きざんだいこじ)武田信玄(たけだしんげん)の孫(まご)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...さすがは機山大居士(きざんだいこじ)の御孫(おんまご)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...機山大居士信玄(きざんだいこじしんげん)の威風(いふう)にまたたいている短檠(たんけい)がおかれてあった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...徳勝寺殿天英宗清大居士(とくしょうじでんてんえいそうせいだいこじ)それを――明ければ八月二十七日という前の夜...
吉川英治 「新書太閤記」
...……朝散大夫吹毛玄利大居士(ちょうさんだいぶすいもうげんりだいこじ)こう下の文字まで明かに読まれた時...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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