...酒の香をごっちゃにした暖かいいきれがいきなり古藤に迫ったらしかった...
有島武郎 「或る女」
...源氏物語(げんじものがたり)葵(あをひ)の卷(まき)の六條(でう)御息所(みやすみどころ)の生靈(いきれう)の如(ごと)きは即(すなは)ち夫(それ)である...
伊東忠太 「妖怪研究」
...さかんにその紅いきれへ挑みかかっている...
谷譲次 「踊る地平線」
...ぬぐいきれない恐怖が見えるという...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...咽(むせ)ぶような瘟気(いきれ)を発散し...
徳田秋声 「縮図」
...白いきれいなものを使わなければ...
豊島与志雄 「死の前後」
...また君たちにはちょっと買いきれまいが...
中里介山 「大菩薩峠」
...日中の桑畑のいきれは...
長谷川時雨 「桑摘み」
...いきれくさかつたから――」冬子は不気嫌な顔をしてゐた...
牧野信一 「鶴がゐた家」
...暖かい昂奮させるようないきれを...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「餓えた人々(習作)」
...草原にはまだ温いいきれが残って...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...各夫人の若いきれいな女房たちが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...とうてい己れに逆らいきれざるなり)(セネカ)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...嘲(わろ)うても嘲いきれぬ」このとき...
吉川英治 「新書太閤記」
...これだけあったら当分は通いづめでも費(つか)いきれめえッて」「おやまあ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...きッぱりといいきらぬッ!」「お察しなされて下さいませ……素気(すげ)ないことをいいきれぬ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...正直にいいきれないものが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...若いきれいな嫂が忽然と生活に加わったことは...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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