...おきょうも あげてやらない その てらの ぼうさんに たいする いきどおり のためでした...
五十公野清一 「一休さん」
...いきどおりをおぼえた...
海野十三 「恐竜島」
...」いきどおりに心は燃えていながら...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...博士はいきどおりが...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...じぶんは碁打ちを商売としている人間ではないぞ! といういきどおりの念が...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...進んでは衆徒のいきどおりをなだめ...
中里介山 「法然行伝」
...すべての憤(いきどおり)...
夏目漱石 「倫敦塔」
...かなしみといきどおりで...
火野葦平 「人魚」
...土屋文明君の詠歌ジャガイモを馬鈴薯とかく世をいきどおり長生きしたもう君は尊し「牧野先生を迎えて」武蔵野原中なる清瀬病院内...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...いきどおりとおそれにふるえていた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...いきどおりに燃えて...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...なお林房雄などの卑劣さに対する本質的ないきどおりをしずめかねて...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十巻)」
...到る所に貴女のろうたきいきどおりとでも云うべきものが感じられるのは...
宮本百合子 「大橋房子様へ」
...「それ知恵多ければいきどおり多し...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...真実と無罪とにたいしていきどおりをやめないことがずいぶんある...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...六左衛門この体(てい)を見て大いにいきどおり...
柳田國男 「日本の伝説」
...私は人々にいきどおりを感じさせねばならぬ感傷を持ってはいない...
横光利一 「欧洲紀行」
...満身のおいきどおりで叱ッていた...
吉川英治 「私本太平記」
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