...いきいきとしていました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪だるま」
...活々(いきいき)とした瞳(ひとみ)に映ると...
泉鏡花 「印度更紗」
...急にいきいきとあざやかに思い出されて来て...
太宰治 「斜陽」
...己の女房に似ていでもするといきいきとした眼をしたが...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...貧しい食卓がいきいきとする...
種田山頭火 「其中日記」
...しょんぼりした眼はいきいきとかがやいてきます...
豊島与志雄 「銀の笛と金の毛皮」
...色が白く血色がよく生々(いきいき)としていて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ああ生々(いきいき)延びるような気がするじゃないか...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...活々(いきいき)と築き上げられて行くのです...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...ときどきほんとうにいきいきとしてはいないような印象を与える肉の塊りといったやつで十分なのだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...さっきここの玄関へ入ってきたときとは別人のような活々(いきいき)としたものを顔中に漂わせながら今松は...
正岡容 「寄席」
...生きてゆく日常の世界観を変革したかというようないきいきした人間的階級的摂取は...
宮本百合子 「一連の非プロレタリア的作品」
...男の目にいきいきとうつってきたのである...
室生犀星 「香爐を盗む」
...いきいきとしたすがたで...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「忠義者のヨハネス」
...多少無理な仕事で活々(いきいき)した味(あじわ)いを欠く恨みがあります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...しかしなおこの題目が活々(いきいき)と読者に形ある姿を思い浮ばす事が出来ないなら...
柳宗悦 「民藝四十年」
...実にこの活々(いきいき)した要素が残っている唯一の所と思えるからである...
柳宗悦 「陸中雑記」
...生々(いきいき)として...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??