...全くいい気なものだと...
梅崎春生 「Sの背中」
...いい気なものだと私を笑うなら...
高見順 「如何なる星の下に」
...いい気なものだ...
太宰治 「駈込み訴え」
...あんまりいい気なもののように思われる...
太宰治 「十五年間」
...いい気なものだったよ...
太宰治 「正義と微笑」
...いい気なものであった...
太宰治 「東京八景」
...いい気なものだ...
太宰治 「如是我聞」
...いい気なものだね...
太宰治 「如是我聞」
...まことにいい気なものである...
太宰治 「如是我聞」
...自殺をいい気なものとして嫌った...
太宰治 「葉」
...実にいい気なものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...まあ聞いてくれ」これもいい気なもので...
中里介山 「大菩薩峠」
...俗物どもが! いい気なものだと思った...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...一枚三十銭の原稿料とはいい気なものだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...狐はますますいい気なもので...
久生十蘭 「生霊」
...いい気なものだ」彼はもっと顔をしかめた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...「――いい気なものだ」そして駆けるように立去った...
山本周五郎 「はたし状」
...こういう幾日かが過ぎてゆく間にも、いい気なものは、信雄だった...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索