...まだ脈(みゃく)があるにちがいないと...
海野十三 「暗号音盤事件」
...警部の傷はかれの右足のすこし上にある動脈(どうみゃく)が...
海野十三 「金属人間」
...つまり「阿耨多羅(あのくたら)三藐(みゃく)三菩提(ぼだい)」とは...
高神覚昇 「般若心経講義」
...気合をかけると己(じぶん)の脈(みゃく)がとまるよ...
田中貢太郎 「仙術修業」
...脈搏(みゃくはく)ガ微弱デ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...その頤(あご)の下でピクピクしている頸動脈(けいどうみゃく)が見えています...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
......
中谷宇吉郎 「雪」
...Kは小さなナイフで頸動脈(けいどうみゃく)を切って一息(ひといき)に死んでしまったのです...
夏目漱石 「こころ」
...何遍験しても平脈(へいみゃく)ではない...
夏目漱石 「野分」
...「脈(みゃく)はあって」と千代子に聞いた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...我国文運の命脈(めいみゃく)甚だ覚束(おぼつか)なしと思ひ...
福沢諭吉 「蘭学事始再版序」
...頸動脉(けいどうみゃく)が断たれて...
森鴎外 「心中」
...うっすらした山脈(さんみゃく)のうねりが黙思(もくし)しているのみだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...静脈(じょうみゃく)のように縦横に走っている...
吉川英治 「新書太閤記」
...敵へ気脈(きみゃく)を通じるものと疑われよう...
吉川英治 「新書太閤記」
...――しかもお眼は怒脈(どみゃく)をひそめ...
吉川英治 「新書太閤記」
...源家の武士の脈搏(みゃくはく)がつよく搏(う)っているらしい...
吉川英治 「親鸞」
...甲賀家の断絶も僅かにその命脈(めいみゃく)を延ばすことができます――ここまで読みかけると...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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