...仲間以上かも知れない」明智は例の人をじらす様ないい方をした...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...いい方の部屋らしく...
太宰治 「断崖の錯覚」
...あなたも運のいい方です...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...彼はいい方の服をつけ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...やがて風向きのいい方へ...
中里介山 「大菩薩峠」
...夏はそれでもまだいい方で...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...ひどいいい方だったが...
久生十蘭 「キャラコさん」
...なんともいえない容子のいい方なの...
久生十蘭 「野萩」
...明さんはいい方だけれど...
堀辰雄 「菜穂子」
...あんまり風通しのいい方でもないが...
堀辰雄 「日時計の天使」
...たぶん私のようなひとりぼっちには良いお友達になって頂けます」「僕は勘のいい方じゃないけど...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...いい方法があればなあ」「やっと分かりました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...そして私のもののいい方は...
牧野信一 「鬼涙村」
...おとなしい、いい方でしたよ...
松本泰 「宝石の序曲」
...それへ較(くら)べたらうちなんかは半分でもいくらでも穫(と)れたのだからいい方だ...
宮沢賢治 「或る農学生の日誌」
...さっぱり働きいい方が好いからね」千代は...
宮本百合子 「或る日」
...作家は平安末期というその時代であったといういい方もできると思う...
吉川英治 「随筆 新平家」
...いい方が癪(しゃく)に触(さわ)るから返さねえ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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