...いい塩梅(あんばい)にころがっていましたよ...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...いい塩梅に化膿(かのう)しないで済みそうですよ...
海野十三 「地球盗難」
...「オイ何時まで懸(かか)るのだ」「もう直ぐです……」丁度いい塩梅に...
海野十三 「人間灰」
...――いい塩梅に精巧なクロノメーター式の導火装置は...
海野十三 「獏鸚」
...いい塩梅(あんばい)にそう明るくはありませんでした...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...「それはいい塩梅(あんばい)だ」健一が飛んで行くと...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...皆んな帰って貰いますよ」「すると夜分はお鶴さん一人だね」「え」「ちょうどいい塩梅(あんべえ)だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ちょうどいい塩梅(あんべえ)で――」半分も言わせず...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いい塩梅(あんばい)に人突き騒ぎも片付きそうだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「それはいい塩梅だ」平次は石川良右衛門と一緒に中へ通ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「ちょうどいい塩梅(あんべえ)だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「それはいい塩梅(あんばい)だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...今じゃかえっていい塩梅(あんばい)だと思っていますよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...丁度いい塩梅(あんばい)だ」こうして平次は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ところがいい塩梅に...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...その晩――いい塩梅に間もなく常磐津を語る枝女子という若いおんなが入ってきてくれ...
正岡容 「小説 圓朝」
...帰って来ませんでした」「それはいい塩梅でした...
松本泰 「日蔭の街」
...変化りがなくて何よりいい塩梅(あんばい)だ...
室生犀星 「香爐を盗む」
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