...いい塩梅(あんばい)にころがっていましたよ...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...丁度いい塩梅(あんばい)に...
海野十三 「火薬船」
...「オイ何時まで懸(かか)るのだ」「もう直ぐです……」丁度いい塩梅に...
海野十三 「人間灰」
...いい塩梅(あんばい)に火が熾った...
中里介山 「大菩薩峠」
...ちょうどいい塩梅(あんべえ)で――」半分も言わせず...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ちょうどいい塩梅(あんばい)だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いい塩梅(あんばい)じゃありませんか」ガラッ八はまたそれが不足でならなかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そっと調べてくれという話で」「それはいい塩梅だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いい塩梅(あんばい)に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「いい塩梅(あんばい)に眠(ね)たようだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「それはいい塩梅(あんばい)だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ちょうどいい塩梅(あんばい)だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ちょうどいい塩梅(あんばい)に逢いました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いい塩梅におしのどんが厠へ起きてきた...
正岡容 「小説 圓朝」
...その晩――いい塩梅に間もなく常磐津を語る枝女子という若いおんなが入ってきてくれ...
正岡容 「小説 圓朝」
...いい塩梅に巴里を出る少し前或る有名な蒐集家の所蔵品を見ていたので大体の見当はついたわけなのです...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...私が押すからいねちゃん崖をのぼって下さいと云い云い行ったらいい塩梅(あんばい)に門はあいていて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いい塩梅に、慢性でないし、ほかにくっついたものがないし、ただお酒が入っていて、注射がきいたかどうだか分らず、そうだったら迚も痛い目を見るでしょうが、ともかく命に別状はないでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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