...何だね……」いい塩梅(あんばい)に...
泉鏡花 「遺稿」
...いい塩梅に化膿(かのう)しないで済みそうですよ...
海野十三 「地球盗難」
...いい塩梅(あんばい)に逃げ出しそうな風も見えない...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...いい塩梅(あんばい)に人突き騒ぎも片付きそうだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...町役人に頼んで来ましたよ」「そいつはいい塩梅(あんばい)だ」平次とガラッ八はそのまま両国へ――...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ちょうどいい塩梅(あんばい)だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それはいい塩梅で」「そして...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「ちょうどいい塩梅(あんべえ)だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...逢ってみないか」「そいつはいい塩梅(あんばい)だ」平次はガラッ八に合図をして...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いい塩梅(あんばい)でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いい塩梅(あんばい)に墜(を)ちやがつた...
逸見猶吉 「火を喰つた鴉」
...いい塩梅におしのどんが厠へ起きてきた...
正岡容 「小説 圓朝」
...いい塩梅に巴里を出る少し前或る有名な蒐集家の所蔵品を見ていたので大体の見当はついたわけなのです...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...いい塩梅に糖も減っている由です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...十日はいい塩梅に風も大してなかったので大助り...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...変化りがなくて何よりいい塩梅(あんばい)だ...
室生犀星 「香爐を盗む」
...火を焚きつけいい塩梅にからだに温かさを感じた...
室生犀星 「故郷を辞す」
...それはいい塩梅(あんばい)だった...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
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