...小さなあんよをぎゅっと引きよせましたが...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 大久保ゆう訳 「マッチ売りの少女」
...足(あんよ)があつても...
鈴木三重吉 「ぽつぽのお手帳」
...たまりかねて私は、それだけはやめてくれ、と口をとがらして抗議したら、周さんはけげんな面持ちで、だって日本では、子供に向っては、子供の言葉で、おてて、だの、あんよだの、そうでチュか、そうでチュか、と言うでしょう、それゆえ女性に対した時にも女性の言葉で言うのが正しいのでしょう、と答えた...
太宰治 「惜別」
...今に歩行(あんよ)もできるし...
徳田秋声 「黴」
...可愛いあんよね」と兼子は云った...
豊島与志雄 「子を奪う」
...子供のあんよを気遣っているようなものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...「あんよが出来出す一寸前頃は...
中原中也 「一つの境涯」
...かくれんぼ見えた 見えた 見えた足(あんよ)が見えたお顔かくしてかくれんぼしてる見えた 見えた 見えたお手(てて)が見えたお眼(めめ)かくしてかくれんぼしてる見えた 見えた 見えたお顔が見えたお眼つぶつてかくれんぼしてる...
野口雨情 「螢の燈台」
......
野口雨情 「螢の燈台」
...漸(ようや)くあんよが出来るといった有様であった...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...親分」あんよは上手――の形で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...八五郎たつた一人であんよするとなると何處から手をつけて宜いか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...漸くあんよは上手と立ち上がりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あんよは上手と大いに歩く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...あんよ、あんよ!金吾 いやあ、あの時、空襲の中を俺がリュックに入れてかけだした坊やが、こんなに大きくなるもんでがすねえ...
三好十郎 「樹氷」
......
山之口貘 「鮪に鰯」
...「沖の弁天はまだあるか」「あんよ...
山本周五郎 「青べか物語」
...彼は「車をそこへ来さしてあんよ」と云って坐(すわ)り...
山本周五郎 「青べか物語」
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