例文・使い方一覧でみる「あれ以来」の意味


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...あれ以来この大垣(おおがき)もがらりと容子(ようす)が違ってしまいましたが...   あれ以来この大垣もがらりと容子が違ってしまいましたがの読み方
芥川龍之介 「疑惑」

...そのわけは、あれ以来、雪子学士の幽霊が町へしばしば現われて都民をおどろかせるのであった...   そのわけは、あれ以来、雪子学士の幽霊が町へしばしば現われて都民をおどろかせるのであったの読み方
海野十三 「四次元漂流」

...あれ以来碁石もフッツリと手にせられず...   あれ以来碁石もフッツリと手にせられずの読み方
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」

...あれ以来空家になっている旧シュトルツ家の境界の金網の方へ行って...   あれ以来空家になっている旧シュトルツ家の境界の金網の方へ行っての読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...先年諏訪因幡守殿(すわいなばのかみどの)が人足どもに困らせられたという渡しはこれか」「あれ以来...   先年諏訪因幡守殿が人足どもに困らせられたという渡しはこれか」「あれ以来の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...あれ以来、たよりのなかった砂地省造が、一敗地に塗れた様子は新聞の商況面で知れた...   あれ以来、たよりのなかった砂地省造が、一敗地に塗れた様子は新聞の商況面で知れたの読み方
長谷川伸 「奇術考案業」

...あれ以来、心に暗雲が垂れ、うつうつした気分で、何もかも霞んで来ました...   あれ以来、心に暗雲が垂れ、うつうつした気分で、何もかも霞んで来ましたの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」

...あれ以来の、ひとりの自分の眼に映ずる様々な風景が、夢ともなく、現実ともなく、一つ一つの額枠に収つて、新奇に私の胸に影響してゐるのを知つた...   あれ以来の、ひとりの自分の眼に映ずる様々な風景が、夢ともなく、現実ともなく、一つ一つの額枠に収つて、新奇に私の胸に影響してゐるのを知つたの読み方
牧野信一 「ゾイラス」

...あれ以来はぼんやりとしておしまいになりまして...   あれ以来はぼんやりとしておしまいになりましての読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...あれ以来ずっと欠かさず続けられていた...   あれ以来ずっと欠かさず続けられていたの読み方
山本周五郎 「菊屋敷」

...……そしてあれ以来はじめて二人はその晩いっしょに飲んだんだが...   ……そしてあれ以来はじめて二人はその晩いっしょに飲んだんだがの読み方
山本周五郎 「陽気な客」

...あれ以来、パリには罷業が頻発して来た...   あれ以来、パリには罷業が頻発して来たの読み方
横光利一 「旅愁」

...あれ以来たいがいな日は...   あれ以来たいがいな日はの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...あれ以来の日は空しく過ぎておりました...   あれ以来の日は空しく過ぎておりましたの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...……どうもあれ以来...   ……どうもあれ以来の読み方
吉川英治 「大岡越前」

...この笛を携(たずさ)えてゆけば、お疑いもあるまいし、又、姫さまの居所をたずねるにも、何かの便りになろうというお考えで、石田大七殿へ、お預けなされたのだそうでございます』『そうか……』と、八雲は、あれ以来毎日、思いつめている三郎進の姿を、今も濃く瞼に描いているように、『――してお手紙は』『これに』萩乃は窓を閉めて、なお屋敷の庭や次の間なども注意ぶかく見まわしてから、帯の間に秘(かく)して来た密書を、そっと、主人の手に握らせた...   この笛を携えてゆけば、お疑いもあるまいし、又、姫さまの居所をたずねるにも、何かの便りになろうというお考えで、石田大七殿へ、お預けなされたのだそうでございます』『そうか……』と、八雲は、あれ以来毎日、思いつめている三郎進の姿を、今も濃く瞼に描いているように、『――してお手紙は』『これに』萩乃は窓を閉めて、なお屋敷の庭や次の間なども注意ぶかく見まわしてから、帯の間に秘して来た密書を、そっと、主人の手に握らせたの読み方
吉川英治 「篝火の女」

...譴責は解かれたものの、あれ以来、幕閣(ばっかく)の上司たちにとって、多門伝八郎の存在は、決して快いものでなかった...   譴責は解かれたものの、あれ以来、幕閣の上司たちにとって、多門伝八郎の存在は、決して快いものでなかったの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...二武蔵という名は、彼の胸に、あれ以来、忘れ得ないものになって深く刻まれていた...   二武蔵という名は、彼の胸に、あれ以来、忘れ得ないものになって深く刻まれていたの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「あれ以来」の書き方・書き順

いろんなフォントで「あれ以来」


ランダム例文:
三姫   詠う   賞誉  

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