...何にもあれいとめづらしき稲なりとて領主(りやうしゆ)に奉(たてまつ)りけるに...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...さつき糸屑をあれいたしましたから...
鈴木三重吉 「桑の実」
...……あれいう間に済んでしまいますよって...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...いたくもあれいでゝ止むべくもあらずなりて...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...あれいま...
萩原朔太郎 「絶句四章」
...運動具の亜鈴(あれい)や...
林芙美子 「文学的自叙伝」
...けだし節は肉落ち身痩(や)せたりといへども毎日サンダウの唖鈴(あれい)を振りて勉めて運動を為すがためにその骨格は発達して腕力は普通の人に勝りて強しとなむ...
正岡子規 「病牀六尺」
......
室生犀星 「愛の詩集」
...紺飛白(こんがすり)の浴衣(ゆかた)を著た壮漢が鉄唖鈴(てつあれい)を振っていて...
森鴎外 「細木香以」
...未納 母さんと亜鈴(あれい)体操したことあってよ...
森本薫 「華々しき一族」
...「あれいけねえ、それゃいけねえ」杢助はわれ知らずそう云った...
山本周五郎 「似而非物語」
...「あれいいお月さまだ」と彼女の云うのが聞えた...
山本周五郎 「風流太平記」
...おまえはあれいらいずっと千早の内におったのか」「そんなひまはありません...
吉川英治 「私本太平記」
...あれいらい三年になる...
吉川英治 「私本太平記」
...義貞はあれいらい...
吉川英治 「私本太平記」
...――あれいらいとは...
吉川英治 「私本太平記」
...尊氏は俄に、「あれいらい、佐々木道誉は、近江にこもって、義詮(よしあきら)の召(めし)にも応ぜず、ひそかに款(かん)を南朝に通(つう)じて、事をたくらむとの噂もある...
吉川英治 「私本太平記」
...あれいらいはお目にもかかれず...
吉川英治 「新・水滸伝」
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