...キリスト信徒にあるまじき悪意をこのあわれな赤ん坊に加えようとした...
有島武郎 「或る女」
...猶太の民にあるまじきものなり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...千々岩の姿をあるまじき相場の市(いち)に見たる者あり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...このようなことばをもてあそぶとはあるまじきことです...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...かつあるまじきことです...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...『そういうことはあるまじきことですよ...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...其の外國史書の文が國史に混ずることはあるまじき事なりといふ一種の尊王説に本づけること疑なきも...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...「又、御先代よりの洋物流行(ようぶつばやり)、新学、実学が奨励されて以来、呪法の如きは、あるまじき妖術、御山行者の真似事、口寄巫女(くちよせみこ)に毛の生えたものと――就中(なかんずく)、斉彬公、並にその下々の人々の如きは――」「じゃによって、呪法の力を人々に、示そうと申すのか」「よい時期と、心得まする...
直木三十五 「南国太平記」
...朋友にあるまじき無頓着(むとんじゃく)な心持を抱(いだ)いていたと云う点において...
夏目漱石 「三山居士」
...仮初(かりそめ)にも是(こ)れはドウも有間敷(あるまじき)事(こと)だなんと思(おもっ)たことがない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...何人もその父母を殺すが如き大罪を犯すことはあるまじき事であるというので...
穂積陳重 「法窓夜話」
...王としてあるまじきこの不面目なる行為のため...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「ウスナの家」
...日本国民としてあるまじきことだし...
三好十郎 「その人を知らず」
...あるまじき伜の不埓(ふらち)...
吉川英治 「御鷹」
...みずから乱をつくるなど大政輔弼(ほひつ)の身にあるまじき狂態...
吉川英治 「新書太閤記」
...こういう武家の住宅地にはあるまじき湯女(ゆな)の姿が出入りしていたという事である...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...あるまじき非道を見ながら...
吉川英治 「平の将門」
...武士にあるまじき不行跡を働いたそちの首を...
吉川英治 「松のや露八」
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