...あり余るほどあつた石碑が...
會津八一 「一片の石」
...あり余る償いを見出したであろう...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...この故に僕はもう一度あり余る茂吉の特色の中へ...
芥川龍之介 「僻見」
...土産物(みやげもの)は木村が例の銀行切手をくずしてあり余るほど買って持たしてよこしたし...
有島武郎 「或る女」
...私はその頃心の中に色々な問題をあり余る程(ほど)持っていた...
有島武郎 「小さき者へ」
...果(はて)はあり余る水分とともに口中に氾濫するつめたさ...
薄田泣菫 「独楽園」
...どうにも出来んほどの――あり余るほどの金を手に入れて...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...我等は我等の力にあり余る位の仕事を此処でやつて行かねばならぬ...
高浜虚子 「発行所の庭木」
...あり余るほど漁(と)れて...
辰野隆 「書狼書豚」
...私もあり余る金ではないから...
近松秋江 「狂乱」
...世界至る処あり余る程あるようである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...あり余る程の而も生きた社会批判という真理を盛られているので...
戸坂潤 「思想としての文学」
...愛するためにあり余るほどの理由があった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...あり余るほど沢山います...
豊島与志雄 「林檎」
...あり余る俗才に妨げられてか...
中島敦 「弟子」
...そのためには機会はあり余るほどあるのである...
久生十蘭 「黒い手帳」
...頭割りでは飲むほどもなく一人で飲むとあり余るから...
南方熊楠 「十二支考」
...平易な技法にあり余る美を托そうとする...
柳宗悦 「工藝の道」
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