...文化の本質もありがたみもわからない...
會津八一 「大學とその總長」
...そういう場合にこのエントロピーのありがたみが始めて明白になって来るのである...
寺田寅彦 「時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ」
...やっと地上へ出たときに白日の光の有難味(ありがたみ)を始めて覚えたのである...
寺田寅彦 「夏」
...何を感じたかこの頃ではしきりに年賀状の効能と有難味(ありがたみ)を論じるようになった...
寺田寅彦 「年賀状」
...案外にその有難味(ありがたみ)が分らない...
中谷宇吉郎 「ウィネッカの秋」
...そんなにありがたみの附着していない金には相違なかったのである...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...これほど娯楽の種類や範囲が拡大されても全くそのありがたみが分らなかったりする以上は苦痛の上に非常という字を附加しても好いかも知れません...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...だから本当の意味で切実な駆落をするのは自分だけだと云うありがたみがつけ加わってくる...
夏目漱石 「坑夫」
...自分が自分の駆落に不相当なありがたみをつけたと云うのは...
夏目漱石 「坑夫」
...ふと心に有難味(ありがたみ)を覚えて...
新渡戸稲造 「自警録」
...今やっとありがたみがわかった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...些たア親の難有味(ありがたみ)が解るだろう」ト言ッたのが原因(もと)で些(ちと)ばかりいじり合をした事が有ッたが...
二葉亭四迷 「浮雲」
...些(ちっ)とばかし書物(ほん)が読めたッてねっから難有味(ありがたみ)がない」「それは不運だから仕様がないワ」トいう娘の顔をお政は熟々(しけじけ)目守(みつ)めて...
二葉亭四迷 「浮雲」
...俺が子爵家の相續人となつたのに何の有難味(ありがたみ)があるんだ...
三島霜川 「平民の娘」
...俗臭紛々難有味(ありがたみ)少しもなく...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...明けっぱなしで居られる友達の有難味(ありがたみ)を...
宮本百合子 「秋風」
...前のものに比べれば非常に有難味(ありがたみ)の多いものであれば...
柳田國男 「名字の話」
...金の有難味(ありがたみ)が身に沁みるぞ」と...
吉川英治 「江戸三国志」
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