...これだけの事で済んでくれればありがたいが...
伊藤左千夫 「水害雑録」
...これほどありがたいことは無い...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...どんなにありがたいかということを」と...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...しかし私はありがたいことには...
種田山頭火 「行乞記」
...ありがたい時季なので...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...自我を没した言葉であるからありがたい...
夏目漱石 「虞美人草」
...いろいろ御世話になってありがたいから...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...それはいかにもありがたいやうにきこえ...
新美南吉 「百姓の足、坊さんの足」
...「君たちがきたのはありがたい」「ところで」と...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...つづけてやっていただくほうがありがたいですね」そういうと...
久生十蘭 「ノア」
...「ありがたい仕合せ」と挨拶(あいさつ)をした...
本庄陸男 「石狩川」
...――飯を喰うとはありがたいことじゃ...
本庄陸男 「石狩川」
...それはありがたいが...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...欣二 ブラボー! ありがたいね...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...「ありがたいことだ...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「忠義者のヨハネス」
......
山之口貘 「鮪に鰯」
...ありがたいと思いねえ」差撥(さはつ)は彼を拉(らっ)して...
吉川英治 「新・水滸伝」
...われわれ局外者にとってはこの章の要領を得た叙述がはなはだありがたい...
和辻哲郎 「孔子」
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