...ありがたいことに...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「旅の仲間」
...このありがたいお情けは...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...人に悪口を言われても、その人の敵意には気が附かず、みんな僕の為を思って、言いにくい悪口でも無理に言ってくれるのだ、ありがたい、この御厚情には、いつの日かお報いせずんばあるべからずと、心の中の手帳にその人の名を恩人として明記して置くという始末なのだ...
太宰治 「新ハムレット」
...私はありがたいやら...
種田山頭火 「行乞記」
...ありがたい一夜だつた...
種田山頭火 「行乞記」
...樹明君ありがたい...
種田山頭火 「其中日記」
...ありがたいことである...
種田山頭火 「其中日記」
...中へ入っていただけるとありがたいです...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「患者兼同居人」
...あれはありがたい観音様だ...
豊島与志雄 「長彦と丸彦」
...みんなはどんなにありがたいかわからないのだが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...ありがたいんですけど...
久生十蘭 「あなたも私も」
...「忠告はありがたいが」彼は声に出して言った...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...ありがたいですが...
三好十郎 「樹氷」
...そうだとありがたいんだが...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「ブレーメンの音楽師」
...先生こそなんでそんな真似(まね)を」「情けはありがたいが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「ありがたい」こういう場合...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「――、ありがたい、いよいよ最後の実験が出来るぞ、草や木はもう沢山だ、人間の染色体を増してやったらどんなことになるか?……男は四十七だからそれを二倍の九十四と、それから三倍の百四十一とにしてやろう……この二人が世界最初の『火星人』となって成功するか、成功したらきっと今までの人間なんか猿のように見える、素晴らしい新人類が出現するかも知れんぞ……それとも、まんまと失敗するか……なあに失敗したって……」大村は、もう頭の中まで、すっかり冷たい鉛になってしまった...
蘭郁二郎 「火星の魔術師」
...ありがたいぞ」にんじんは...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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