...そんなことがありうるのでしょうか...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...むろん一回分だけ持っていたということもありうるわけですが...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...天にあってそれを見おろしている因陀羅(インドラ)でもありうる...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...愛がどんなものでありうるのかを...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...それ自身としては正当でありうるのである...
寺田寅彦 「科学と文学」
...そのいずれもが傑作でもありうるのである...
寺田寅彦 「科学と文学」
...エッセーは立派な「創作品」であり「芸術品」でもありうるのである...
寺田寅彦 「科学と文学」
...それだのにこの句が多くの日本人にとって異常に美しい「詩」でありうるのはいったいどういうわけであろうか...
寺田寅彦 「俳句の精神」
...すべて真でありうることを認容してかからねばならないというのである...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...どうも勝手に減刑をしてしまったようだが、それで人の魂を救うということも、まあありうる...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「蒼炎石」
...多衆は元来様々の――構成員の資格其他によって異る様々の――多衆でありうるに拘らず...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...それはありうることです...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...そういう偶然もありうるはずなのに...
久生十蘭 「蝶の絵」
...彼はその凶行には少しも加わっていないということはありうる...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...無用人でなくて社会と文学に有用人でありうる統一を学んだのであり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...皇女に生まれた者があれほど異性と近くいて夜の何時間かを過ごしたというようなことはありうることでなく...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...時にかなわないこともありうるのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ありうることではないのだ...
山川方夫 「演技の果て」
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