...服装(ふくそう)などもすぐに御国(みくに)振(ぶ)りの清(きよ)らかなものに改(あらた)めさせ...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...自(みづか)ら自國(じこく)の風俗(ふうぞく)慣習(くわんしふ)をあらため...
伊東忠太 「國語尊重」
...あらためて部屋の中を見回すと...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...彼はにわかにかたちをあらため...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...家内のものいづれも衣服(いふく)をあらため神使(じんし)をまつ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...世間に知られた霊験あらたかな聖像もなく...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...なにも写すものもなく描くものも浮んでこないときは皿のうえにそれこれの色をまぜてあらたに生れる色の不思議に眼をみはり...
中勘助 「折紙」
...第八十四條 あらたに租税を課し...
日本国 「新憲法の解説」
...汝(うぬ)たちに対つてあらたかな十字架で十字を切らずには措かぬぞ!」そして今にも彼が手をあげようとした時...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...あらたに通い出していた伊予(いよ)の守(かみ)の女の家で...
堀辰雄 「曠野」
...あらためてその農夫の顔を瞶めた...
横光利一 「旅愁」
...太夫にだけは明かすが」俊基はあらたまって...
吉川英治 「私本太平記」
...革(あらた)めて思った...
吉川英治 「新書太閤記」
...けれど以後は、さる事情に詳しい者に会う折もなく、至極お恥かしい程度の知識しかございませぬ」「あすの夜、あらためて、また登城されるがよい...
吉川英治 「新書太閤記」
...泥棒という声をきくと傍(そば)の者はすぐ自分の懐中(ふところ)や袖へ手をやって検(あらた)めてみた...
吉川英治 「親鸞」
...あらためて思った...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...愕然(がくぜん)と眼を革(あらた)めて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...わたしはその裏をあらためてみようと思って...
リットン Edward George Earle Bulwer-Lytton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
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