例文・使い方一覧でみる「あやまち」の意味

...あやまちなしという... あやまちなしというの読み方
井上円了「甲州郡内妖怪事件取り調べ報告」

...血気に逸った若気のあやまちからのことだ... 血気に逸った若気のあやまちからのことだの読み方
大杉栄「獄中記」

...あやまち犯した人たち... あやまち犯した人たちの読み方
太宰治「火の鳥」

...じぶんがしでかしたあやまちのために... じぶんがしでかしたあやまちのためにの読み方
ヴィルヌーヴ夫人　Madame de Villeneuve 楠山正雄訳「ラ・ベルとラ・ベート（美し姫と怪獣）」

...「過（あやまち）を改むるに憚（はばか）ること勿（なか）れ... 「過を改むるに憚ること勿れの読み方
永井荷風「つゆのあとさき」

...一たんの過（あやまち）から... 一たんの過からの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...あやまちなき光の反照である... あやまちなき光の反照であるの読み方
萩原朔太郎「散文詩・詩的散文」

...恩愛（おんない）ふかき親（おや）に苦（く）を増（ま）させて我（わ）れは同（おな）じき地上（ちじやう）に彷徨（さまよ）はん身（み）の取（とり）あやまちても天上（てんじやう）は叶（かな）ひがたし... 恩愛ふかき親に苦を増させて我れは同じき地上に彷徨はん身の取あやまちても天上は叶ひがたしの読み方
樋口一葉「軒もる月」

...「あやまちは仕方がありません... 「あやまちは仕方がありませんの読み方
平山千代子「「みの」の死」

...私の過失（あやまち）を見て... 私の過失を見ての読み方
ブロンテイ十一谷義三郎訳「ジエィン・エア」

...このあやまちについて責任があるという点で彼女とあまり変りはないことになってしまいました...
ナサニエル・ホーソン　Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」

...不幸と思つたのは俺の過失（あやまち）だつた... 不幸と思つたのは俺の過失だつたの読み方
牧野信一「親孝行」

...わたしはこうしたあやまちを恐れるあまり... わたしはこうしたあやまちを恐れるあまりの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...母にはそれが「あやまち」でもなく... 母にはそれが「あやまち」でもなくの読み方
山本周五郎「五瓣の椿」

...あやまちを犯したあとでは... あやまちを犯したあとではの読み方
山本周五郎「その木戸を通って」

...あやまち程度なら同情してもいいかもしれない... あやまち程度なら同情してもいいかもしれないの読み方
山本周五郎「竹柏記」

...――あやまちはあやまちである... ――あやまちはあやまちであるの読み方
山本周五郎「やぶからし」

...過誤（あやまち）といえば... 過誤といえばの読み方
吉川英治「新書太閤記」

「あやまち」の書き方・書き順

いろんなフォントで「あやまち」