例文・使い方一覧でみる「あまりの」の意味
スポンサーリンク...われはあまりの嬉しさに... 
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...かうして二百あまりの湖や沼が急に出来た...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...あまりのふしぎさに...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...その日は私もあまりの事に呆（あき）れて...
太宰治 「黄村先生言行録」
...眼は黄色く濁って、髪は薄く、額は赤黒く野卑にでらでら油光りして、唇は、頬は、鼻は、――あによめは、あまりの恐怖に、わなわなふるえる...
太宰治 「花燭」
...あまりの無神経に...
太宰治 「正義と微笑」
...あまりの驚愕（きょうがく）に...
太宰治 「春の盗賊」
...母の他愛なさ！ あの尊い尊い私の母だったのでしょうか！ あまりの浅ましさに...
橘外男 「仁王門」
...わかりやしない」お玉はあまりのことに...
中里介山 「大菩薩峠」
...改めて逢ってやる」あまりの剣幕に驚いたか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あまりの事に仰天して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二人がかりで縛つた曲者は、遊び人の權三郎、あまりの事に、ガラツ八も暫らくは口が塞がりません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あまりのことに仰天したらしく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あまりのことに固唾（かたづ）を呑むのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それをめぐって、十本あまりの、抜きつれた刃が、低く低く、地を匍（は）って来る毒蛇の舌のように、チラチラと、ひらめきながら、一瞬一瞬、迫って来る...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...あまりの変化に浮山もびっくりして...
三好十郎 「冒した者」
...古今あまりの隔絶であるから...
柳田國男 「地名の研究」
...城代はこの半月あまりのあいだ...
山本周五郎 「半之助祝言」
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