例文・使い方一覧でみる「あぶく」の意味


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...枯蘆(かれあし)の根にはすすけた泡(あぶく)がかたまって...   枯蘆の根にはすすけた泡がかたまっての読み方
芥川龍之介 「日光小品」

...殊に縁日商人位泡沫(あぶく)銭の儲かる者は無い...   殊に縁日商人位泡沫銭の儲かる者は無いの読み方
内田魯庵 「貧書生」

...口からあぶくをふいた...   口からあぶくをふいたの読み方
海野十三 「海底都市」

...たえずぶくぶくと空気のあぶくが上にのぼってゆくので...   たえずぶくぶくと空気のあぶくが上にのぼってゆくのでの読み方
海野十三 「太平洋魔城」

...女が逃げたええ逃げたそのさきや吉祥寺どうせ火になる吉祥寺阿武隈(あぶくま)川のええ水も此の火は消せなんだとねえ酒と水とは...   女が逃げたええ逃げたそのさきや吉祥寺どうせ火になる吉祥寺阿武隈川のええ水も此の火は消せなんだとねえ酒と水とはの読み方
高村光太郎 「智恵子抄」

...七兵衛から捲きあげたあぶく銭...   七兵衛から捲きあげたあぶく銭の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...主人が苦しみもがく断末魔の表情と、頼むにも、訴えるにも、生き物という生き物が一つも見えない苦しまぎれに、眼前に漂うあの泡(あわ)んぶくを見て、「泡(あぶく)、泡、泡、泡んぶく、おお、泡んぶく、敵(かたき)を取ってくりょう、泡んぶく、お前、敵を取ってくりょう、敵をとってくりょう」と絶叫した主人の、血みどろな形相(ぎょうそう)を想い出すと、さすがにいい気持はしないで、一時は面色(かおいろ)を変えてみたが、それが静まると、かえって今度は反抗的に、一種の痛快味をさえも覚ゆるようになりました...   主人が苦しみもがく断末魔の表情と、頼むにも、訴えるにも、生き物という生き物が一つも見えない苦しまぎれに、眼前に漂うあの泡んぶくを見て、「泡、泡、泡、泡んぶく、おお、泡んぶく、敵を取ってくりょう、泡んぶく、お前、敵を取ってくりょう、敵をとってくりょう」と絶叫した主人の、血みどろな形相を想い出すと、さすがにいい気持はしないで、一時は面色を変えてみたが、それが静まると、かえって今度は反抗的に、一種の痛快味をさえも覚ゆるようになりましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...泡沫(あぶく)の固まりのようなものだ...   泡沫の固まりのようなものだの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...あれは先生確か『猫』の初めの原稿料だったか不意にあぶく銭が這入った時...   あれは先生確か『猫』の初めの原稿料だったか不意にあぶく銭が這入った時の読み方
中谷宇吉郎 「冬彦夜話」

......   の読み方
野口雨情 「雨情民謡百篇」

......   の読み方
野口雨情 「都会と田園」

...夥(おびただ)しいあぶく銭が...   夥しいあぶく銭がの読み方
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」

...牛乳と卵とのあぶくを食べながら...   牛乳と卵とのあぶくを食べながらの読み方
カミイユ・ルモンニエエ Camille Lemonnier 森林太郎訳 「聖ニコラウスの夜」

...阿武隈(あぶくま)河口以北の地はあるいは海運を主としたであろうが...   阿武隈河口以北の地はあるいは海運を主としたであろうがの読み方
柳田國男 「地名の研究」

...すなわち南隣の阿武隈(あぶくま)流域などで...   すなわち南隣の阿武隈流域などでの読み方
柳田国男 「木綿以前の事」

...阿武隈(あぶくま)水域ではシンメサマというのである...   阿武隈水域ではシンメサマというのであるの読み方
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」

...あぶくみたいな儚(はかな)さだ...   あぶくみたいな儚さだの読み方
吉川英治 「大岡越前」

...アレヨアレヨとあぶくのごとく沸騰(ふっとう)して...   アレヨアレヨとあぶくのごとく沸騰しての読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

「あぶく」の書き方・書き順

いろんなフォントで「あぶく」

「あぶく」の英語の意味


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