...破屋(あばらや)が一軒あった...
泉鏡花 「怨霊借用」
...壁が落ち軒の傾いたあばら家に...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...*『香(かぐ)の清水(しみづ)』は水錆(みさ)びてし古(ふる)き御寺(みてら)の頽廢堂(あばらすだう)の奧(おく)ぶかに...
薄田淳介 「白羊宮」
...三千の兵士らはウーゴモンの破屋(あばらや)のうちだけできられ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その破家(あばらや)も楽園となるのだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...あのゴルボーの破家(あばらや)における活劇のことを...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...破屋(あばらや)までも消えた時...
夏目漱石 「坑夫」
...肋(あばら)のはづれに正(たゞ)しく中(あた)る血(ち)の音(おと)を確(たし)かめながら眠(ねむり)に就いた...
夏目漱石 「それから」
...あばら骨も数えられるほどでした...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...君とともにたとえ荒屋(あばらや)に住まおうとも...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...私が町のあばら屋で寒さに震へてゐるといふことを聞くがいなや...
牧野信一 「バラルダ物語」
...熾(おこ)っている――お茶もある――こんなあばらやへ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...阿婆良気(あばらけ)や島は七島の毛無島も湿潤の気なきより起れる名ともいうべくや」とカワラケだらけの来書だった...
南方熊楠 「十二支考」
...隙間だらけのあばら家なのに灯の漏れるようすもない...
山本周五郎 「嘘アつかねえ」
...県立高女の物置廃屋(あばらや)は...
夢野久作 「少女地獄」
...焼失した物置は以前の作法教室校長は引責謹慎中因(ちなみ)に焼失したる県立高女の廃屋(あばらや)は純日本建...
夢野久作 「少女地獄」
...日本左衛門のあばら骨とまではゆかず...
吉川英治 「江戸三国志」
...あの小野(おの)の里(さと)のあばら屋で...
吉川英治 「新書太閤記」
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