...どうもあと味がわるい...
江戸川乱歩 「影男」
...もっとあと味が悪いでしょう...
江戸川乱歩 「断崖」
...それには言葉を通じておこなわれるものよりはるかに愉快なあと味があった...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...これらの家畜の思い出にはいささかも苦々(にがにが)しさのあと味がない...
寺田寅彦 「備忘録」
...あと味の悪いものが...
久生十蘭 「あなたも私も」
...あと味の惡さに惱むのが普通だらうが...
水上瀧太郎 「覺書」
...そのエリザベス王女の写真が口の中にいやなあと味をのこした...
宮本百合子 「権力の悲劇」
......
三好十郎 「捨吉」
...おまけにだいぶいきまいたようなかたちになったことはわれながらあと味がよくなかった...
山本周五郎 「いさましい話」
...あと味はどうですか」「たまにはよいものと思った...
吉川英治 「三国志」
...この僥倖(ぎょうこう)もすこしあと味がわるかった...
吉川英治 「私本太平記」
...あと味のわるいものが...
吉川英治 「新書太閤記」
...あと味のよくない記録である...
吉川英治 「随筆 新平家」
...麓まで、腰も痛いし、あと味もわるい...
吉川英治 「随筆 新平家」
...あと味のわるいものが...
吉川英治 「平の将門」
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