...あとのはおすです...
岩野泡鳴 「猫八」
...あとで母は私に言ったことである...
上村松園 「棲霞軒雑記」
...――あとで御覧になればいゝ...
鈴木三重吉 「桑の実」
...あとは貯金させるとか...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...あとは天意におまかせするばかりなのだ...
太宰治 「新郎」
...K・H氏は疾つくに退けたあとだつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...あとの二百兩を何處へやつたんだ」喜三郎は少し焦(じ)れ氣味に清松を小突き廻します...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あとからあとからつづく物音が...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...誰もそのあとを続ける気にはなれなかった...
久生十蘭 「キャラコさん」
...あとににおいも 残らぬように...
ロバアト・ブラウニング 楠山正雄訳 「魔法の笛」
...あとずさりをして...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...今度の旅はまさにそのあとの宿酔の苦しさ辛さ不愉快さだったと言えよう...
正岡容 「寄席」
...花岡 あとだよ...
三好十郎 「胎内」
...あと始末に手ぬかりがあると大留の名にかかわるぞ...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...そうしても一ぺん車のあとを押して下さい」「馬鹿にするな」と二人は怒りました...
夢野久作 「二人の男と荷車曳き」
...あとで話すことにしよう...
吉川英治 「大岡越前」
...すぐあとの一隊四千があった...
吉川英治 「新書太閤記」
...あと十日限りかも知れねえぜ」「よしておくれよ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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