...つまり私の曾祖父(そうそふ)にあたる人は...
高村光太郎 「回想録」
...廊下を左に折れ曲って往きあたると...
田中貢太郎 「黄燈」
...この師匠の祖父にあたると云う四代目市川鷺十郎あたりから伝わった才能なのであろう...
谷崎潤一郎 「細雪」
...捨てりやばちがあたるもんを...
新美南吉 「百姓の足、坊さんの足」
...また「ゐ」にあたる「韋」「偉」「委」「位」「謂」の類が別にあって...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...室町末の西洋人がuoと記した音(その発音はwo)にあたるのは...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...思いあたることがあるのんです...
久生十蘭 「姦(かしまし)」
...落栗が雨戸にあたる音で...
久生十蘭 「昆虫図」
...鈴木の義兄にあたる巌谷氏の恩顧だつた...
牧野信一 「交遊記」
...「お母さんは八の宮の奥様の姪(めい)にあたる人なのでございます...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ああまたこの矢かと思いあたるようになった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...その三角線の中心にあたる所に...
吉川英治 「江戸三国志」
...思いあたるものがない...
吉川英治 「黒田如水」
...主君孫権の妹にあたる弓腰姫(きゅうようき)であった...
吉川英治 「三国志」
...又太郎とは従弟にあたる者だが...
吉川英治 「私本太平記」
...一つ目と二つ目橋の間にあたる松坂町の裏河岸のあたりに...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...中山を越えて如意(にょい)ヶ岳(たけ)の裾(すそ)にあたる...
吉川英治 「親鸞」
...客人のいった頃にあたるよ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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